ホームヘルパー資格 講座

ホームヘルパー資格と介護技術

ホームヘルパーの資格講習では、介護や医療に関する知識、関連法規などの学習と合わせて、介護技術の習得に関する学習も、かなりの時間を割いて行なわれます。
施設での介護と違って、ホームヘルパーの主な活動の現場である、要介護者の自宅では、専門器具もなく、場所によってはからだを動かすだけでも大変な間取りのお宅もあります(介護用のベッドは意外と場所をとります)。
そのため、どのようなシチュエーションでも十分な介護サービスができるよう、専門家としてきちんとした介護技術の習得をしておかなければなりません。
ホームヘルパーとして必要とされる介護技術の大半は、ホームヘルパー資格講習の中で培われていくものです。

 

ホームヘルパー3級

ホームヘルパー資格は3級から1級までの3段階がありますが、まったく介護に関する知識も技術もなく、現場で働いたこともないという人は、ホームヘルパー3級をまずは取得してみるのがよいでしょう。
講習時間はのべ50時間となります。

 

ホームヘルパー2級

そして、職業としてホームヘルパーを選ぶのなら、ホームヘルパー2級を取得しておきたいものです。
3級では学べなかったような、より実践的な知識、技術を学び、介護スタッフとしての実力をサポートするのに役立つでしょう。
2級資格の講習で学べる介護技術は3級とくらべて格段に実践的です。
さらに介護サービス会社で、より上の立場に立ちたい、ホームヘルパーの指導をしていきたいということであれば、ホームヘルパー1級を取得しておくべきです。

 

ホームヘルパー1級

1級取得のためには2級を取得している必要があるため、あらためて学ぶ介護技術というのはそれほど目新しいものはありませんが、介護計画の作成やケアマネジメント、仲間のヘルパーに対してリーダーシップをもって統率していくための指導方法などがカリキュラムに入っており、スタッフを統率して、より大きな仕事をするためには必要な知識を得られます。

いずれにしても、ホームヘルパー資格講習において、学び取れることはすべて学ぶというスタイルで行動していけば、それほど難しくもなくホームヘルパー資格が取得できることでしょう。